結婚資金の貯蓄は、恋人ができてから始めるのでは遅いようです。
ここの記事では、結婚資金として準備すべき金額と節約方法についてお話ししていきます。
必要な金額の相場
結婚に必要な金額の中には、婚約から新婚生活に要する分まですべて含んでいます。
金額としては大体500~600万円かかり、その6割から7割程度は結婚式、披露宴に要するようです。
必要な金額の地域差
どこで式を行うかによって金額は異なってきます。
そのため、披露宴が「会費制」のところとそうでないところの相場を比べると、前者の方がハネムーンまでに要する金額が150万円以上も安くなっているのです。
結婚を考えている人の貯蓄の相場
例えば東京都周辺に住む人の場合だと男性、女性ともに270万円ほどの貯蓄があるようです。
これを聞いて驚いた人もいるでしょう。
つまり、上記の金額の貯蓄を持っていれば、ある程度は安心できるということです。
30歳手前の女性が必要な金額を貯蓄するためには?
婚に必要な金額を貯蓄するとなった場合、ひと月4万円強の貯蓄をしていけば、5年で達成できます。
すぐに給料に手を出してしまう人は、結婚に向けて貯蓄を徐々にしていくことを考えた方がよいかもしれません。
急きょ結婚が決定した場合は、結婚式に関するお金だけを考えるのも一つの手です
急きょ結婚するとなった場合は、とりあえず、結婚式関連以外のお金は考えないというのも一つの手です。
それによって、結婚式に関するお金のみを考えればよいこととなるので、気持ち的にも楽になるかと思います。
また、それに要するお金の5割から7割弱はお祝い金でも賄えるでしょうし、「会費制」を選択すれば、さらに安くすることも可能です。
ただ、既にお腹に子どもがいる場合は、子どもを育てていくことも考えなければいけません。
その場合の結婚式などについては、子どもが生まれる前でも生まれた後でもどちらでもよいかと思います。
その辺は相手と話し合うようにしてください。
必要なお金に関してはいろいろな面で節約が可能
1.見積書をきちんと確認することが重要
安い金額で式を済ませたい人は、式場での話し合いの際にその旨をきちんと話すようにしてください。
また見積書によって、「これは必要ないのでは?」といったものも見えてきます。
ただ、金額に関しては見積もりより高くなるケースが多いため、早期に相手と削れるところについて相談した方がよいかと思います。
式場で流れる音楽、撮影を担当する人の選択、アルバムの完成度などはその気になればかなり削れるところです。
お互いに求めていることだけを選択していけば、安く済ませることは可能かと思います。
2.ハネムーンの日程を工夫することでも金額を安くすることが可能
ハネムーンはいつ行うのかによって高くなってしまうケースがあります。
その場合、少し日程を遅らせることで安くもできますので、それを考慮して計画を練るのもよいでしょう。
結婚する前というのは、うれしさからお金を使うことに対する抵抗があまりなくなってくるものです。
すべてが終わってから失敗したと思わないためにも、他の人の意見も参考して決定するようにしてください。
3.新婚生活は徐々に良くしていくことを考えていきましょう
新婚生活に要するお金に関しては、家賃以外にもタンスや冷蔵庫など、かなりかかってしまうものです。
ですから、最初の何カ月かは元々使用していたものを使用し、不便だと感じた時などに徐々に買いそろえるというのもよいかと思います。
また、徐々に新しくすることに楽しみが持てれば、その度に新たな気分で生活することが可能となるかもしれません。
一度に大金を使ってしまうことは相手との仲が悪くなる要因になる場合もありますので、気をつけてください。
4.結納を行わないことも可能
二人の親が譲れないものがある場合はそれも従ってもいいのですが、結納に関しては絶対条件ではありません。
結納の際は、男性は月給の3カ月分の指輪、女性はそれの50%ぐらいの品物を贈答するといったことが多いようです。
ただ、婚約時の指輪は不要だという人も多いですので、お互いに見合った方法でよいかと思います。
安くすることにこだわり過ぎないことも重要
結婚に必要な金額に関してはお互いの希望次第でいくらでも安くすることが可能です。
また、お互いの両親の考え方や地域の風習を事前に調べておくことで、お金を検討する際もスムーズに進むかと思います。
そして、今回は結婚に関するお金を安くすることを中心にお話ししてきましたが、あまりこだわり過ぎると何もかもが質素となるので、要注意です。
場合によっては両親に援助してもらうのもよいでしょう。